サロン・ドートンヌについて 日仏フィグー社

■日仏フィグー社・美術部門は、パリのサロン・ドートンヌ展への日本からの応募を自ら試みる皆様へのサポートサービスをパリ・サロン・ドートンヌ協会事務局のご協力のもとで行っております。このコーナーは、サロン・ドートンヌに自らの作品力で挑戦していこうというアーティストの皆様のための情報コーナーです。

          


サロン・ドートンヌについて 日仏フィグー社 サロン・ドートンヌ について

 サロン・ドートンヌ展(またはサロン・ドトンヌ展)は、1903年に建築家のフランツを始めとして、マティス、ルオー、ヴィヤール、マルケ、ボナール、カモアン、フリエスら、現在にその名を残す実力派アーティスト達によってその歴史をスタートさせました。サロン・ドートンヌ展(日本語で“ 秋の展覧会 ”を意味します)設立の理由としては、当時、大変に保守的であったル・サロン展をはじめとする旧態依然としたフランス画壇に対する反抗があったと言われています。当時の固定概念を打ち破るために新たな芸術の世界を探求し続けていた多くの優れたアーティスト達が次々と参入したことは、サロン・ドートンヌ展の躍進の大きな原動力となりました。1905年のサロン・ドートンヌ展では、インパクトのある展覧風景が野獣の檻と称された新しいフォービズム作品や現代芸術への礎となったキュービズムが確立され、その後もサロン・ドートンヌ展の舞台で現在に繋がる様々な作品スタイルが認知されてきました。

 歴代の作品出展作家達の顔ぶれは実に魅力的で、セザンヌ、ピカソ、ブラック、カンディンスキー、モディリアニ、ルノワール、ミロ、ユトリロ、ルドン、カリエール、ドラン、ヴラマンク、ヴァン・ドンゲンらが活躍して来ました。マルクス、ユイスマンス、ヴェルバーレンなどの文筆家達も着目し、前述のようにフォービズムやキュービズムの作家たちにも活躍の舞台を提供、近代美術史上に大きな実績を残しました。また、藤田嗣治(レオナール・フジタ)、小山敬三、東郷青児、佐伯祐三、荻須高徳、小磯良平、ヒロ・ヤマガタ、鶴岡義雄ら、実力派日本人作家達も登竜門として数多く挑戦してきました(※日仏フィグー社の独自調べによる)。

  近年は海外との芸術交流にも積極的で、従来のサロン・ドートンヌ審査会によるセクション毎の公式入選作品の展覧と併設して、諸外国を含む各地の美術団体などによる団体作品展示コーナーを会場内に数箇所にわたって設けるなど、公式入選作品以外のバラエティーに富んだ作品展示も見られるようになりました。また、シーズンオフには、一部役員らがそれら各国美術団体の拠点に招待作家として出向き、フランス国外での交流展に参加することで、パリのサロン・ドートンヌ展をフランス国外のアーティストに向けて宣伝するなど、世界的に美術の公募展が下火となる中で、今後も歴史的公募展を維持させるための広報活動に力を注いでいます。
 美術公募展発祥国のフランスでさえ、個人が作品を応募する従来型の美術公募展はその勢いを無くし、美術ファンからの支持は、よりプロ志向で且つ商業主義的なギャラリーフェア展に取って代わられていますが、パリで毎年秋に開催されるこのサロン・ドートンヌ展の存在はフランスに於ける従来型美術公募展を次の世代へと繋いで行くうえで重要であると言えそうです。

 このサイトの運営者の日仏フィグー社は、サロン・ドートンヌ展主催元であるサロン・ドートンヌ協会事務局(本部:パリ)との長年の相互協力のもと、サロン・ドートンヌ展への日本から自ら応募を試みる方へのアドバイスや、入選作品の国際輸送手配を含む現地搬入出代行業務(但し作品サイズや形状及び期日などに諸条件があり、お引き受けできない場合もあります)など、各種業務を行っております。当ホームページのお問合せフォームよりお気軽にご連絡下さい。


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サロン・ドトンヌについて 日仏フィグー社 サロン・ドートンヌ応募データ

■主催:サロン・ドートンヌ協会(本部・パリ)。

■会期:毎年1回(基本は秋開催)、実施月は年により異なり期間は3〜5日間程度
※2026年度展は2026年10月下旬にパリで開催予定

■会場:パリ市内(シャンゼリゼやコンコルド広場などの特設展示場、ラヴィレット・グランドホールなど、年度毎に設定)
※開催日時や場所は稀に変更になる場合があります
※前回2025年度展はコンコルド広場特設会場で開催

■審査:サロン・ドートンヌ協会による作品写真をもとにした審査

■応募時期:現地、サロン・ドートンヌ協会側での受付時期は毎年2月〜5月ごろ
※年度により期間は異なります

■現地審査期間:毎年5月ごろ〜8月ごろ(パリ・非公開)
※年度により期間は大きく異なります
※現地審査期間と応募の時期は異なりますのでくれぐれもご注意下さい

■審査結果発表:毎年7〜8月頃(但し、年度により次期が大きく異なる場合あり)
※例えば2025年度展の場合、サロン・ドートンヌ審査会の正式な現地審査を受けた方の結果通知は2025年7月上旬から下旬にかけて行われました

■賞:サロン・ドートンヌ友好協会及び後援スポンサーによる賞が若干あり

■応募資格:特になし
※自身によるオリジナル作品に限られます
※入選の場合には必ずパリの会場に作品を搬入し会期後に搬出することが応募の最低条件となります
※展覧会開催期間前後のご本人(または代理人)による展覧会場への作品搬入や搬出の目処が立たない場合は絶対に応募しないでください

■応募可能ジャンル:絵画、写真、版画、平面コラージュ、タぺストリー、その他
※日仏フィグー社に入選作品の輸送手配を依頼される場合、作品の安全確保の観点から、取り扱う作品形状を限らせていただいていますので、取り扱い可能な作品サイズやジャンル、スタイルについては事前にご確認ください
※日仏フィグー社に入選作品の輸送手配を依頼される場合、展覧会開催の2か月以上前になるとお引き受けできない場合がございます

■応募手続き:
入選時に必ず作品をパリの会場に持ち込み搬入(送付は不可)することを前提に、パリ・サロン・ドートンヌ美術協会ホームページ(仏語または英語:https://www.salon-automne.com/)より受付期間内にご自身で直接応募する方法があります

■応募時の費用と入選時の費用:
★パリ・サロン・ドートンヌ美術協会ホームページ(仏語または英語:https://www.salon-automne.com/)より直接応募される場合は、毎年料金が更新されますのでホームページをご参照のうえで最新情報を入手してください。但し、現地受付期間の関係で応募情報が掲載される時期は限られていることにご注意ください。次回、応募時の費用は約12万円ほど(600ユーロ以上)が予想されています。落選時には手続きを経て審査手数料以外が一部返金される仕組みがあります。入選の場合、入選後に現地フランスに作品を運んだり会場搬入及び搬出するなどに必要な実経費は上記の応募費用には一切含まれていませんのでご注意ください。
※直接応募されての入選の場合、ご自身(または代理人)によって実費で現地展覧会開幕前の搬入日に作品を持ち込み搬入する必要がありますのでご注意ください

■入選した場合の日仏フィグー社への現地作品搬入及び搬出代行依頼: F30号まで可
※ご自身でサロン・ドートンヌ側に直接応募手続きをされて入選した方のみを対象としています
※作品及び表具の形状や重量やお申し出時期などよっては、お引き受け出来ないことがあります
※輸送手配の関係上、展覧会の2か月以上前にはお引き受け可能か否かをご確認ください
※日本からの国際輸送〜現地搬入〜作品展示〜現地搬出〜国際輸送〜日本への返却のパッケージ形式でのみ承ることが可能です(但し、諸条件あり)
※費用は作品サイズ(10号〜30号)やその年の輸送原価や為替レートにより異なりますが、 上記往復の全ての工程を含めて200,000円〜300,000円程度で、昨今の国際貨物輸送費用やフランスの現地人件費用高騰の中ですが、法に基づいた正規の通関手続きならびに空輸による国際航空貨物輸送と確実で丁寧な現地搬入出作業のセットの総価格であることを前提にすると、安心且つ大変安価な価格を設定させていただき頑張っています(一般的な大手輸送業者様では取扱いが不可能であるかまたは2〜3倍以上の見積額が提示されることが常のようです)
※作品の正式な通関及び国際航空・往復海外輸送費や現地作品搬入出代行費を全て含んだ金額です
※日仏フィグー社ご利用者でご本人が現地入り出来ない場合には、作品の展覧写真やレポート、公式図録(通常は有料)など、作品の展覧を実感していただける資料をご自宅に郵送でお届する無料サービスを実施していますので、現地入り出来ない場合でも安心です
※料金は外国為替レートや輸送原価及び通関費用の変動などにより改訂する場合がございますので事前にご確認ください


※下記の(Q&A)も、ご参照ください


■お問合せ先・応募お申込み先:日仏フィグー社・美術部門
お問合せフォームのウィンドウが開かない場合は下記の各種連絡方法でも承ります
※メール: nffigue@hotmail.com
※メールでのお問い合わせ時には、日仏フィグー社からの返事(上記メールアドレスからのメール受信)がブロックされないような設定になっているかをご確認ください
※メールの場合は、タイトル・お名前(ご本名)・ご連絡先(お電話番号など)・お作品ジャンルを明記下さい

  
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サロン・ドトンヌについて 日仏フィグー社 よくある質問(Q&A)

  フランスの公募展 日仏フィグー社

Q:フランス語がわからないのですが、問題ないですか?
 →サロン・ドートンヌ展では英語での応募も可能です。

Q:サロン・ドートンヌ展への応募作品の全体的な傾向はどんな感じでしょうか?
 →一般的に日本ではサロン・ドトンヌは前衛的な作品が多いと言われていますが、現地ではその様な固定概念はないようです。超リアリズムを追求した作品や風景・心象なども作品力があれば選抜されます。もちろん前衛的な作品や抽象作品などを手掛けるアーティスト達は多く出展しています。サロン・ドートンヌ協会側も分け隔てなく選抜していますので、傾向を気にせず、応募できるパリに於ける国際的な公募展です。

Q:サロン・ドートンヌ展に入選した作品はどのような方法で現地に輸送されるのでしょうか?
 日仏フィグー社が日本からパリに皆様の入選作品を輸送する際には、必ずヨーロッパに支局を持つ日本国内大手輸送会社様との連携によって正式な国際通関手続きを経た安全な樹脂パレット上輸送で、尚且つ日本とヨーロッパを結ぶ主要航空会社様の航空機によってのみ行い、一般的な手荷物航空輸送や船便輸送などは一切行っておりません。日仏フィグー社による輸送手段は、本来は非常に原価が高くなるのですが、通常よりも少しでも作品の安全性を向上させたいとの思いで、この輸送方法を長年続けつつ可能な限り安価に抑えています。サロン・ドートンヌ展会場の現場では、日本から運ばれてきた作品を日仏フィグー社スタッフが直接受け取り、サロン・ドートンヌ協会事務局の皆様方とともに、作品搬入受付作業を丁寧に行います。展覧会期後の搬出時は順序は搬入時の逆となりますが、全く同じ方法で輸送作業が行われます。正式な国際通関手続きを経て、日本の国内大手輸送会社様とヨーロッパを含む主要航空会社様のご協力によって作品は日本に戻ってまいります。日仏フィグー社側によって全てを行いますので、この間の応募者自身による手続きや現場立会いなどは一切不要です。
ご自身で作品を搬入される場合は、原則として通関手続きが必要ですの。詳しくは各通関事務所などにお問合せいただくなど、事前にお調べになられることをお勧めします。作品を非売扱いにされる場合は必ず日本に持ち帰ることを前提とした簡易的な通関手段であるATAカルネ通関などもあるようです。

Q:サロン・ドートンヌ展への作品応募手続きを現地側に直接行い結果的に入選しましたが現地への作品搬入が自分自身では困難なことが判明しました。日仏フィグー社に日本からの入選作品(絵画)輸送と現地会場へ搬入をお願いすることは出来ますか?
 はい、可能です。但し、作品のジャンル及び形状や大きさ、重さによっては、当社で取り扱う国際輸送上の安全が確保できない為、ご依頼をお断りさせていただく場合がございます(次回は無額装F30号迄可能です)ので、予めご承知くださいませ。また、日本からフランスへの正規の国際輸送手続きの準備に要する期間の関係で、展覧会の少なくとも2か月以上前には御申し出頂く必要があります。展覧会の直前になりますと搬入の依頼を承ることが出来ません。国際情勢等の諸事情で予告なく日仏フィグー社に於ける現地会場搬入手配業務を終了させていただく場合がございますので、ご依頼前に必ず手配の可否をメールにて当社までご確認下さい。費用については作品サイズや形状、為替レートなどによって変動しますので、まずはお問合せ下さい。日仏フィグー社が承った場合、フランス行き国際輸送(通関含む)〜現地会場搬入〜現地会場搬出〜日本への国際輸送(通関含む)の全てを含めてF10〜F30程度の絵画でご負担総額が20万〜30万円程度になる見込みですが、全く同じ工程を一般の大手輸送業者様にお願いすると、作業そのものが不可能であるか、または可能な場合もその2倍以上の経費は必要となるようです。
入選したにも関わらず現地に作品が搬入出来ないことになりますと、サロン・ドートンヌ側にも多大な迷惑と負担が生じますので、まずは、作品応募の段階で、入選時には確実に現地に作品を運び出展できることを前提に進めていただきますよう、お願い申し上げます。

Q:サロン・ドートンヌ展に落選した場合にその審査の詳細を知ることが出来ますか?
 フランス在住のフランス人応募者でさえも落選時には落選の審査結果が来るのみで、その落選理由等の詳細を知ることは特別な場合を除き出来ません。普段は審査員ではなく芸術家として個々に独立して活動している方々が審査会の時にのみ一時的に審査員として集まって投票制に近い形式で審査結果を導き出しますので、審査会が終了して審査結果が発表された時点では既に審査員個々から投票理由を確認することはまず不可能になっているからです。これは入選の場合にも全く同じことです。
 サロン・ドートンヌ展の場合、当落の結果のみをご自身で受けとめて次への一歩へと繋げることが出来るか否かが応募前の心の準備として非常に大切なことだと考えます。



サロン・ドトンヌについて 日仏フィグー社 日本からサロン・ドートンヌ応募をお考えの方へのお知らせとご注意

  昨今、日本からと思われる一部の応募者によって、単に入選の肩書の取得やサロン・ドートンヌ図録への作品掲載を目的として、実際のサロン・ドートンヌ展での作品展覧を前提としない応募が行われているとの大変に残念なお話を多くの関係者から耳にするようになりました。
大原則として、サロン・ドートンヌ展の審査はあくまで展覧会で展示される作品を決めるために行われるものであり、その審査や展覧会の為にボランティア審査員を中心とした現地パリの人々によって多くの時間が費やされています。これまで長年にわたって続いてきたパリ歴史的美術サロン展のひとつであるサロン・ドートンヌ展は、応募規約を守るという応募者側の最低限のマナーによって成り立ってまいりました。その長年の、応募者とサロン・ドートンヌ側との間の国境を越えた世界的な信頼関係が、私たち日本人によって崩されるということは、本当に悲しい事です。
サロン・ドートンヌ展のみならず、入選作品の展覧を前提とした公募展への応募時には、入選時に必ず作品を出展するということを念頭に置いて応募していただき、作品の出展が不確実な場合は応募そのものを見送ることを、最低限のマナーとして厳守下さいますよう、お願い申し上げます。
  また、入選され現地入りされた日本の方が大勢で挨拶のために初日開幕日の会場内事務局を訪れ、そのまま長時間お話されることが多いというご報告も受けていますが、年に一度の運営者側にとって最も重要な展覧会の期間中でも事務局側がトラブル対応や開幕直後の不足物の手配などで特に多忙な時間帯となっているということをご理解の上、配慮いただき、節度ある行動を取って頂けますことも、お願い申し上げます。挨拶などをご希望の場合は開幕2日目以降の早い時間帯など比較的事務局が落ち着いている時間帯に短時間でお済ませになられることをお勧めします。また、現地ご訪問になられる場合は、せっかくの貴重な機会ですので、出展者としてのコミュニケーションは事務局ではなく、ご自身のお作品をご覧になっていただいているお客様方や同じ舞台に立たれている諸外国の出展者各位との間で行われることをお勧めします。
  尚、当然のことではございますが、日仏フィグー社にて承った作品につきましては、正規の国際輸送手段に則って大手国際輸送会社様と航空会社様との連携で、毎回確実にパリのサロン・ドートンヌ展の舞台に運び、応募者各位の責任とサロン・ドートンヌ側への作品展示の義務を果たさせていただいております。それと同時に、長年にわたって常日頃から事務局側との連携を取りながら、会期中は多忙な事務局側のお役に少しでも立てるよう、日本人としての私達なりの協力にも微力ながら力を入れさせていただいております。日本の作品出展者各位とともにサロン・ドートンヌ展がよりよいものとなりますよう努めてまいりたいと思います。


※上記以外のサロン・ドートンヌに関するご質問は、お気軽にサロン・ドートンヌ応募窓口担当までどうぞ。
  
  
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